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東流二弦琴 あずまりゅうにげんきん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

東流二弦琴
あずまりゅうにげんきん

日本音楽の一種目およびその楽器。中山琴主の創始した「八雲琴」を改良して,長唄三味線およびその囃子などとも合奏しうるようにした二弦楽器による音楽で,藤舎芦船 (とうしゃろせん) の創案による。八雲琴に比して裏板がない点が大きく異なるが,楽器としての機能や奏法には大差がない。明治中期に東京で普及したが,現在ではごく限られた演奏者を数えるのみとなっている。

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デジタル大辞泉の解説

あずまりゅう‐にげんきん〔あづまリウ‐〕【東流二弦琴】

八雲琴(やくもごと)を実用的に改良した二弦琴。明治の初め、初世藤舎蘆船(とうしゃろせん)が考案。主として家庭内で俗曲に使用された。

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世界大百科事典内の東流二弦琴の言及

【藤舎芦船(藤舎呂船)】より

…歌舞伎囃子方と東流(あずまりゆう)二弦琴の家元名。初世藤舎芦船(1830‐89)はもと能楽観世流太鼓方。…

【二弦琴】より

…ただし,2弦はすべて同律に調弦されるので,複弦の一弦琴とみなすこともできる。八雲琴(やくもごと),竹琴(ちつきん),東流(あずまりゆう)二弦琴があり,大正琴(たいしようごと)もそれらの改良楽器である。二弦琴に1弦を加えて3弦としたものに,大和琴(やまとごと)または初瀬琴と称するものや,田村竹琴創案の竹琴などがあったが,伝承は絶えている。…

※「東流二弦琴」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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