ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「林十江」の意味・わかりやすい解説
林十江
はやしじっこう
[没]文化10(1813).9.19. 水戸
江戸時代後期の南画家。水戸の酒造業升屋高野惣兵衛の子,のち伯父の林家の養子となった。名は長羽,通称を長次郎,号は十江。画歴は不明ながら自由奔放で飄逸な水墨画の遺品が多い。立原杏所の最初の師として知られる。主要作品『うなぎ図』『木葉天狗図』。
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