新撰 芸能人物事典 明治~平成 「柳永二郎」の解説
柳 永二郎
ヤナギ エイジロウ
- 職業
- 俳優
- 本名
- 永井 武
- 生年月日
- 明治28年 9月16日
- 出生地
- 東京市 浅草区(東京都 台東区)
- 学歴
- 郁文館中中退
- 経歴
- 大正2年の初舞台後間もなく新劇から新派に移り、花柳章太郎、水谷八重子らの相手役として長年活躍、「婦系図」などで数々の名場面を演じたが、戦後の昭和23年に新派を脱退。全盛期の映画で渋い名脇役を務めたあと、テレビドラマの「赤いダイヤ」や「台所太平記」で人気を集めた。48年には新派に復帰し、新派の長老として後進を指導した。読書家で新派研究家としても知られ、「新派の六十年」「絵番附・新派劇談」「木戸哀楽」などの著書がある。
- 受賞
- 紫綬褒章〔昭和41年〕,勲四等旭日小綬章〔昭和45年〕
- 没年月日
- 昭和59年 4月24日 (1984年)
出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報