梯姑(読み)デイゴ

デジタル大辞泉 「梯姑」の意味・読み・例文・類語

でい‐ご【××姑/××梧】

《「でいこ」とも》マメ科の落葉高木。枝は灰白色でとげがあり、葉は広卵形の3枚の小葉からなる複葉。4、5月ごろ、紫赤色の蝶形の花が穂状に集まって咲く。インドマレー原産で、江戸時代に渡来し、沖縄などで栽培される。近縁種アメリカデイゴがある。

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精選版 日本国語大辞典 「梯姑」の意味・読み・例文・類語

でい‐ご【梯姑・梯梧】

  1. 〘 名詞 〙 マメ科の高木。インド・マレー原産で、沖縄・台湾などで庭木として栽植される。高さ一〇メートル以上になる。幹はこぶがあり、樹皮は灰白色。若枝には黒いとげがある。葉は三小葉からなり長柄をもつ。小葉は卵形または菱形で先が尾状にとがり、長さ四~一〇センチメートル、厚く表面は光沢がある。初夏、枝先から長い総状花房を出し、長さ六~八センチメートルの真紅の蝶形花を密集してつける。旗弁のみが大きく狭卵形で、他の花弁は小さく、雄しべ雌しべがとび出す。豆果は長さ約三〇センチメートル。漢名、刺桐。でいぐ。しとう。はりぎり。《 季語・夏 》 〔日本植物名彙(1884)〕

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