デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「楫取素彦」の解説 楫取素彦 かとり-もとひこ 1829-1912 幕末-明治時代の武士,官僚。文政12年3月15日生まれ。長門(ながと)(山口県)萩(はぎ)藩士。江戸で安積艮斎(あさか-ごんさい)に師事。第2次幕長戦争では宍戸璣(ししど-たまき)に随行して広島にいき,幕府側との交渉にあたった。明治5年足柄県参事となり,熊谷・群馬の県令,元老院議官などを歴任。貴族院議員。大正元年8月14日死去。84歳。本姓は松島。初名は希哲。字(あざな)は士毅。通称は伊之助など。号は耕堂。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
防府市歴史用語集 「楫取素彦」の解説 楫取素彦 萩出身の志士。野村望東尼[のむらもとに]を山口の自宅に滞在させたり、明治26年に望東尼の墓を桑山に建てるのに力を尽くしています。晩年は防府で暮らし、亡くなりました。 出典 ほうふWeb歴史館防府市歴史用語集について 情報