デジタル大辞泉 「業務委託」の意味・読み・例文・類語 ぎょうむ‐いたく〔ゲフムヰタク〕【業務委託】 1 当事者の一方が、ある一定の仕事を相手方に依頼し、相手方が自己の裁量と責任においてその仕事を行うこと。受託者はその社会的立場に応じて通常期待される程度の注意を払うことが求められる。→善管注意義務 →業務請負2 個人が企業等から、労働契約以外の役務提供契約により委託を受け、自営の形態で業務を行い、報酬を受け取ること。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
図書館情報学用語辞典 第5版 「業務委託」の解説 業務委託 組織内部で行っていた業務を外部に任せること.一般に,外注は含まれるが,派遣労働者による業務処理は除く.委託する業務は,資料受入,目録作成,レファレンス,貸出・返却,製本業務など多岐にわたり,委託範囲も部分委託から全面委託まで多様化している.公共図書館では,住民サービス向上と行政コスト削減の観点から,指定管理者制度の導入が検討されている.大学図書館では,コスト削減や開館時間延長などへの対応から,業務委託が進行している.近年,企業図書館でも,競争優位をもたらす核となる業務に特化するため,委託が行われる傾向にある.委託にあたっては,業務知識やノウハウの流出防止に配慮する必要がある.[参照項目] 指定管理者制度 出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報 Sponserd by