外注(読み)がいちゅう

日本大百科全書(ニッポニカ)「外注」の解説

外注
がいちゅう

製品を生産する際、その全部または一部を外部企業に発注して生産させること。受注者側からみると下請けになる。外注は、原材料を外注先に支給しないのが通常であるが、支給する場合もあり、後者をとくに加工外注または賃加工という。加工外注にはさらに、その原材料費をいずれが負担するかにより、有償支給と無償支給の別がある。外注を行う利点、理由として、(1)特殊な技術、ノウハウ、設備等を必要とし、その条件を満たす外部企業が存在する、(2)自社で生産するよりも低コストが期待できる、(3)自社の生産能力を超過する製品を生産しなければならない、などがある。外注に類似するものとして購入ないし外部調達がある。外部調達とは、既製標準品(部品など)を外部から購入して生産に充当することをいう。これに対して外注は、仕様書、設計図等によって外注先に内容を指示し、特別に生産させる点に最大の特色がある。外注を円滑に実施するための施策を外注管理という。

[森本三男]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「外注」の解説

外注
がいちゅう
outside order

自社以外の会社,工場に部品,製品などを注文して製作させること。形態によって分類すると,加工外注,粗型材外注,部品外注,製品外注となる。

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デジタル大辞泉「外注」の解説

がい‐ちゅう〔グワイ‐〕【外注/外×註】

[名](スル)会社などで、仕事の一部を、外部に注文してさせること。「一部の部品の製造を―する」

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