溢れる(読み)アブレル

デジタル大辞泉「溢れる」の解説

あぶ・れる【×溢れる】

[動ラ下一][文]あぶ・る[ラ下二]《「あふれる」と同語源。余ってはみ出る意》
仕事にありつけなくなる。「雨で仕事に―・れた」
狩猟や釣りで、獲物がない状態になる。「今日は―・れて一匹も釣れない」
はみ出て、散らばっている。
「大原、静原、芹生の里と―・れゐたるつはものども」〈平家・二〉
落ちぶれてさまよう。零落する。
「また見苦しきさまにて世に―・れむも」〈・東屋〉
[類語]免職解任解職罷免無職無業離職失業解雇馘首首切りくび失職食い上げお払い箱食いはぐれる路頭に迷う破門お役御免リストラ免ずる解く暇を出す暇を遣る首になる首を切る首が飛ぶ

あふ・れる【×溢れる】

[動ラ下一][文]あふ・る[ラ下二]
水などがいっぱいになって外にこぼれる。「コップに―・れるほど注ぐ」「川が―・れる」「涙が―・れる」
人や物が入りきらないではみだす。また、入りきらないほど多くある。「通路まで人が―・れる」「スタンドに―・れる観衆」
感情・気力・才気などがいっぱいに満ちている。「意欲―・れる作品」「夢と希望に―・れる青
こぼれる[用法]
[類語]こぼれる溢れ出る溢れ出す満ち溢れるはみ出るはみ出す湧き上がる込み上げる湧き起こる湧く横溢おういつ充溢じゅういつ飽和ぼとぼとぼたぼたぽたぽたほろほろぽろぽろぽとぽとぼろぼろたらたらだらだらはらはらぽつぽつぱらぱらばらばらぽろりほたほたぽつりぽつりぽつりぽつんはらりぱらりほろりぽたりどくどくたらりちょろちょろちょろりとくとくしたたりだくだくぽとり滴る滴り落ちる垂らす垂れるほとばしる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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