充溢(読み)ジュウイツ

デジタル大辞泉 「充溢」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐いつ【充×溢】

[名](スル)満ちあふれること。「闘志充溢する」「気力充溢
[類語]満杯充満充実満員一杯充足満席満車満室満タン飽和湧き上がる込み上げる湧き起こるあふれるこぼれるあふれ出るあふれ出す満ちあふれるはみ出るはみ出す湧く横溢おういつ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「充溢」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐いつ【充溢】

  1. 〘 名詞 〙 みちあふれること。いっぱいになってあふれ出ること。
    1. [初出の実例]「倉禀充溢、稲梁繁多、人無菜色」(出典明衡往来(11C中か)下末)
    2. 「此の神異(しんい)天下に充溢(ジウイツ)して」(出典:地蔵菩薩霊験記(16C後)一三)
    3. [その他の文献]〔史記‐平準書〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android