橘古那可智(読み)たちばなのこなかち

改訂新版 世界大百科事典 「橘古那可智」の意味・わかりやすい解説

橘古那可智 (たちばなのこなかち)
生没年:?-759(天平宝字3)

橘佐為の女。橘三千代を祖母に,橘諸兄を伯父にもつ。聖武天皇の夫人として正二位まで昇った。橘夫人と称し,法隆寺に韓櫃などの調度や経典を施入したり,大仏開眼会でも宝物を献納していることが知られる。757年(天平宝字1)橘奈良麻呂の乱の直後に,妹の橘真都我や同族らとともに広岡朝臣へ改姓された。聖武天皇との間に子どもができなかったらしく伝えられていない。
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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「橘古那可智」の解説

橘古那可智 たちばなの-こなかち

?-759 奈良時代,聖武(しょうむ)天皇の夫人(ぶにん)。
橘佐為(さい)の娘。法隆寺に調度や経典を奉納,東大寺大仏開眼会(え)では宝物を献納した。橘奈良麻呂の変のあと,妹の橘真都賀(まつが)ら同族とともに広岡朝臣の氏姓をさずかった。正二位。天平宝字(てんぴょうほうじ)3年7月5日死去。通称は橘夫人。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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