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機動部隊 きどうぶたいtask force; mobile troops

6件 の用語解説(機動部隊の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

機動部隊
きどうぶたい
task force; mobile troops

本来は陸軍の機械化部隊のように,機動力に富む部隊をさしたが,海軍では一定の区域にとらわれず自由に行動する,持続力,速力にすぐれ,主として航空母艦 (空母) を基幹とする特別任務部隊をさすようになった。

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デジタル大辞泉の解説

きどう‐ぶたい【機動部隊】

機動性の高い部隊。陸軍では、戦車・装甲車などを装備した強力な部隊。海軍では、航空母艦を中心に巡洋艦・駆逐艦で編制した高速攻撃部隊。

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百科事典マイペディアの解説

機動部隊【きどうぶたい】

本来は歩兵部隊に対し機動性を主とした戦闘部隊をさし,陸軍では機械化部隊,海軍では航続力・速力のすぐれた特殊任務の部隊をいう。第2次大戦で日本海軍は,航空母艦を主として,これに援護の高速戦艦,巡洋艦などを配した部隊を機動部隊あるいは空母機動部隊と呼び,航空戦を主任務とした。
→関連項目空軍大艦巨砲主義

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世界大百科事典 第2版の解説

きどうぶたい【機動部隊】

日本では,海軍の任務部隊task force(特定の任務のため臨時に編成される部隊)の一つである空母戦闘群を一般に機動部隊または空母機動部隊と呼んでいる。空母を中心に巡洋艦,駆逐艦などの高速艦艇によって編成され,航空戦を主任務として広域の海洋において柔軟かつ強力な作戦を遂行できるのが特色である。機動部隊が出現したのは第2次世界大戦からであり,まず旧日本海軍,次いでアメリカ海軍が本格的に航空攻撃を主任務とした部隊を編成して運用したが,旧日本海軍ではその中心的存在とはなりえなかった。

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大辞林 第三版の解説

きどうぶたい【機動部隊】

機動力の優れた部隊。海戦では空母を中心に、巡洋艦・駆逐艦などで編制された航空戦を主任務とする高速艦隊をいい、陸戦では戦車や車両が十分に配備された部隊をいう。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

機動部隊
きどうぶたい
task force

一般には、敵に対して有利な態勢にたつため、背後に迂回(うかい)したり、緊要な地形を占拠したりする能力をもつ部隊をいう。戦車化、機械化されたもの、空中機動、海上機動によるものなどがある。警察にも機動隊がある。海軍用語では、空母を中心として特定任務達成のために編制された部隊のこと。アメリカでいうTF(Task Force)が任務部隊または機動部隊と訳されている。TFは艦隊の次級部隊で、たとえば第7艦隊にも、いくつかのTFがある。このうち空母を含むものが機動部隊である。第二次世界大戦で日本海軍は、真珠湾攻撃以後、空母を中心とし巡洋艦、駆逐艦などで編制され、高速で機動力に富み、航空戦を主任務とするものを機動部隊とよんだ。現在の空母機動部隊は、一昼夜で1000キロメートル前後の機動力をもっている。[藤井治夫]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内の機動部隊の言及

【海軍】より

…軍艦に対する航空機の威力は,真珠湾攻撃マレー沖海戦(1941)で決定的に実証された。艦隊の編成も主力艦中心から航空母艦中心の機動部隊へとしだいに改編され,太平洋では航空基地の争奪戦が日米間で激しく展開した。前線と銃後の区別が失われ,空襲による生産力破壊と,機雷や潜水艦を併用した補給封鎖が勝敗を決した。…

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