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大艦巨砲主義 たいかんきょほうしゅぎ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

大艦巨砲主義
たいかんきょほうしゅぎ

海戦は砲戦によって決せられるとし,射程,破壊力ともに大きい巨砲を積んだ高速で防御力の強い巨艦が勝利をもたらすという戦略思想。近代的な戦艦の出現とともに起り,太平洋戦争中の真珠湾マレー沖などの戦いで航空母艦中心主義が正しかったことが立証されるまで旧日本海軍をはじめ世界の海軍でこの思想が続いた。

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デジタル大辞泉の解説

たいかんきょほう‐しゅぎ〔タイカンキヨハウ‐〕【大艦巨砲主義】

《「だいかんきょほうしゅぎ」とも》
海軍力の増強には、大口径の主砲と厚い装甲をもつ大型戦艦が必要とする考え方。
(比喩的に)大きな組織や大掛かりな設備が、強い競争力をもつとする考え方。大きすぎて柔軟性を欠き、小回りの利かないところを冷やかして言うこともある。
[補説]第一次大戦後の軍縮時代を除き、第二次大戦前まで世界の海軍国が巨大戦艦を建造した。典型は日本の大和武蔵

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百科事典マイペディアの解説

大艦巨砲主義【たいかんきょほうしゅぎ】

海上決戦の際に巨大な戦艦を艦隊の中核にすえ,それを作戦の中心におく考え方。1906年英国戦艦ドレッドノートの進水以来,各国は競って〈ド級戦艦〉を建造。第2次大戦で海上戦力の主力は航空母艦中心の機動部隊に移ったが,日本海軍は敗戦まで大艦巨砲主義をとった。
→関連項目海軍

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世界大百科事典内の大艦巨砲主義の言及

【海軍】より

…こうした快速の装甲軍艦の威力は,リッサ海戦(1866),黄海海戦(1894)を経て,日本海海戦(1905)で決定的に証明された。 日本海海戦でロシアのバルチック艦隊38隻中19隻を撃沈し5隻を捕獲した日本海軍の圧勝から,各国海軍はいよいよ大艦巨砲主義に傾斜,とくに,イギリスのドレッドノートの進水(1906)は砲数,口径,スピードで建艦上の革命をもたらした。なかでも戦艦は帝国主義時代における国家の威信と力の象徴となり,一国の工業力と技術水準を反映して巨費を投じての激烈な建艦競争が展開された。…

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