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檜物師 ヒモノシ

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デジタル大辞泉の解説

ひもの‐し【×檜物師】

檜物細工の職人。檜物工(ひものだくみ)。

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世界大百科事典 第2版の解説

ひものし【檜物師】

檜物はもともとヒノキの材でつくった薄い曲物(まげもの)をいったが,後にはひろく曲物の総称となった。曲物は薄板を曲げ円形または楕円形につくった容器で,箍(たが)を用いず,桜や樺の皮を細く割いたものでとじたものである。竹の箍でしめた桶,樽がつくられる以前は,水やしょうゆなどの容器としては,こうした曲物か刳物(くりもの)が使われていた。檜物師の道具にはいろいろな形の小刀と鐁(鉇)(やりがんな)があった。その製品にはメンツ,ワッパと呼ぶ弁当箱,柄杓(ひしやく),三宝,飯櫃(めしびつ),苧桶(おぼけ),蒸籠(せいろう),篩(ふるい)などがある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

檜物師
ひものし

15世紀ころから、木材加工の曲物(まげもの)や造物(つくりもの)など生活用具をつくった職人。曲物は檜(ひのき)の薄い板を曲げて円くし、樺(かば)や桜の細い皮で綴(と)じたもの。檜物ともいった。17世紀には杉、槙(まき)も材料とし造物もつくった。造物は曲物の技法で方形にしたもの。曲物を専門にするものを曲物師といった。居職(いじょく)で、販売を兼ねたものは檜物屋である。[遠藤元男]

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