武並神社(読み)たけなみじんじや

日本歴史地名大系 「武並神社」の解説

武並神社
たけなみじんじや

[現在地名]恵那市大井町 森

国道一九号の恵那橋東たもとにあり、祭神は大己貴命・誉田別命・少彦名命。武並神社はいわ(現恵那郡岩村町)大井おおい佐々良木さざらぎ野井のい竹折たけおりふじ久須見くすみの各村にあって、これを武並七社といった。のちに大井の支社である茄子川なすびがわ(現中津川市)東野ひがしの正家しようげ中野なかの永田ながたの五社をあわせ武並十二社といったという。


武並神社
たけなみじんじや

[現在地名]岩村町 一色

岩村市街の西端、明知鉄道と国道二五七号に挟まれて鎮座する。祭神は大己貴命・天照大神・伊弉諾命・建速須佐雄命・金山彦命・崇徳天皇・菊理媛神・菅原道真。鎌倉時代初期、遠山景朝の頃の創建と伝える。もとは武並山にあったが、大正元年(一九一二)津島神社を合併して現在地に移した。寛永八年(一六三一)藩主松平乗寿が武並山上に壮大な社殿を造営し、城下町氏神として繁栄した。そして当社から神輿を奉じて城山八幡社に参る岩村の祭礼行事が行われるようになったという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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