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向背/嚮背 キョウハイ

デジタル大辞泉の解説

きょう‐はい〔キヤウ‐〕【向背/×嚮背】

《「きょうばい」とも》
従うことと背くこと。こうはい。〈色葉字類抄
背き合うこと。仲たがい。
「九郎判官と―し給ふこと理(ことわり)かな」〈義経記・六〉

こう‐はい〔カウ‐〕【向背】

従うこととそむくこと。「向背常ならず」
物事の成り行き。動静。「事の向背を見守る」

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大辞林 第三版の解説

こうはい【向背】

従うことと背そむくこと。 「 -つねなき人情」
物事の成り行き。動静。 「天下の-を決する」
互いに背を向け合うこと。仲たがいすること。 「兄弟の御中-におはせしかば/保元

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

世界大百科事典内の向背/嚮背の言及

【不孝】より

…すなわち,当時この行為を〈不孝す〉といった。子孫のいかなる行いに対して不孝がなされるかについては,公家法では教令違犯,供養(くよう)の闕(祖父母,父母を養ううえでの手落ち),また武家法では教令違犯,敵対,向背(きようはい)(教訓,指示に背く),不調(ふぢよう)(不行跡)などの抽象的な非行表現で十分であって,非行の内容を具体的に示す必要はなかった。不孝された者は,家から追放され,嫡子に立って家を継ぐ身分も,祖父母,父母の財産の分与にあずかる資格もともに奪われ,すでに与えられた財産も取り上げられた。…

※「向背/嚮背」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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