歪み(読み)イガミ

デジタル大辞泉 「歪み」の意味・読み・例文・類語

いがみ【×歪み】

《動詞「いが(歪)む」の連用形から》
ゆがみ」に同じ。
石灯籠が此のやうに―が来ると、火をとぼすことがならぬ」〈松翁道話・二〉
悪者悪漢
「かねてたくみの―の男、腕まくりして」〈浄・千本桜

ひずみ〔ひづみ〕【×歪み】

物体外力を加えたときに現れる形状または体積変化。ねじれ・ゆがみ・ちぢみなど。
物事の進行する途中欠陥の生じること。また、その欠陥や悪影響。「政策歪みを是正する」
テレビ・オーディオなどで、音などの再生された信号波がもとの信号波と等しくない状態
[類語]ゆがみ

ゆがみ【×歪み】

ゆがむこと。ゆがんでいる状態。ひずみ。「テレビの画像歪み
心が正しくないこと。「性格歪み
[類語]ひずみ

あっしゅく‐えいきゅうひずみ〔‐エイキウひづみ〕【圧縮永久×歪み】

ある物体に外力を加え圧縮変形させたときの永久歪み。外力を除いて一定時間放置したあとに残る歪みを、変形前の厚さと変形後の厚さの比率から求める。

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最新 地学事典 「歪み」の解説

ひずみ
歪み

strain

物体の変形にともなう,大きさまたは形の変化。狭義には,大きさの変化量と変形前の大きさとの比として定量化される。体積の場合,この比を体積歪みという。長さの場合,単に歪みともいわれるが,他の歪みと区別するために法線歪みと呼ぶこともある。長さが増減するとき,それぞれ歪みは正・負の値をもつという具合に,符合づけするのが普通である。変形後の長さと変形前の長さの比は伸長ストレッチ,stretch)と呼ばれ,これも広義の歪みの指標である。剪断歪みは角度の変化のことで,「ずり歪み」ともいう。方向ごとの法線歪みと剪断歪みをまとめて定量的に示すのが歪みテンソルである。微小変形なら微小歪みテンソルが利用できる。これを単に歪みテンソルということも多い。歪みには互いに直交する最大伸長方向と最小伸長方向がある。それらを最大および最小主歪み軸という。三次元ではさらに,それらに直交して中間主歪み軸が定義される。これら3方向の法線歪みを主歪みという。同様にこれら3方向の主伸長(ストレッチ)が定義される。

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参照項目:変形

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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