精選版 日本国語大辞典 「氏族社会」の意味・読み・例文・類語 しぞく‐しゃかい‥シャクヮイ【氏族社会】 〘 名詞 〙 氏族が生活の基本的な単位となっている社会。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
旺文社世界史事典 三訂版 「氏族社会」の解説 氏族社会しぞくしゃかい 氏族を構成原理とする原始共同体的な社会氏族とは父系または母系を通じてその出身を同じくする成員が,同祖観念によって広く結合した血縁的集団をさす。氏族社会はほぼ新石器時代に始まり,現在の未開民族にも見出される。氏族運営の主体は成年男子(女子を含む場合もある)が平等な権利をもって構成する氏族会議であり,ここで首長の選出・罷免 (ひめん) その他共同体の重要事項が決定された。言語・習俗の同じ氏族が結合して部族が形成され,生産力が高まって首長の権力が強大化すると,氏族社会は崩壊しはじめる。 出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報 Sponserd by
旺文社日本史事典 三訂版 「氏族社会」の解説 氏族社会しぞくしゃかい 同一血縁または血縁と信じる人びとの集団である氏族を基礎とする社会原始社会に広くみられる社会組織で,共同生活を行い,重要事項は集団員全員の会議によって決定。また,同一氏族内の婚姻は禁止された(族外婚)。 出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報 Sponserd by