民族共生象徴空間(読み)みんぞくきょうせいしょうちょうくうかん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「民族共生象徴空間」の解説

民族共生象徴空間
みんぞくきょうせいしょうちょうくうかん

公益財団法人アイヌ民族文化財団が運営する国立の複合文化施設。2020年開館。所在地は北海道白老町。施設の愛称は「ウポポイ」(大勢で歌をうたうの)。日本列島北部,おもに北海道における先住民族アイヌの歴史や文化を保存・発展させ,民族の尊厳を尊重しつつ差別のない多様かつ活力ある社会を築くため,2009年「アイヌ政策のあり方に関する有識者懇談会」によって民族共生を象徴する空間の必要性が提言されたのをうけて整備された。ポロト湖畔にあり,民族の歴史や精神文化,生活道具,工芸品,アイヌ語関連の展示や啓蒙活動を主導する国立アイヌ民族博物館,アイヌの生活空間や食事,アイヌ舞踊アイヌ音楽,工芸品製作などが体験できる国立民族共生公園,および慰霊施設などで構成される。

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デジタル大辞泉「民族共生象徴空間」の解説

みんぞくきょうせい‐しょうちょうくうかん〔‐シヤウチヨウクウカン〕【民族共生象徴空間】

北海道白老町のポロト湖畔にある文化施設。アイヌ文化の復興・発展を担う拠点として令和2年(2020)開業。主要施設としてアイヌ民族博物館・民族共生公園・慰霊施設などがある。愛称は「ウポポイ」。

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