尊厳(読み)ソンゲン

デジタル大辞泉 「尊厳」の意味・読み・例文・類語

そん‐げん【尊厳】

[名・形動]とうとくおごそかなこと。気高く犯しがたいこと。また、そのさま。「人間の尊厳を守る」
「其―なる爵位にふさわしい世継ぎが出来たのを」〈若松訳・小公子
[派生]そんげんさ[名]
[類語]貫禄威徳威厳威儀権威威信重み物物しい厳めしいおごそ厳粛粛粛厳然森厳荘厳荘重重厚重重しい厳として重量感どっしりずっしりずしりずしっとどっかとがっしり広量堂堂大度太っ腹マッシブ存在感睥睨へいげい厳しい厳格厳重厳酷厳正冷厳峻厳しゅんげん峻烈しゅんれつ苛酷険しい辛辣しんらつ粛然威名威望名望威光威力権力勢威重圧すご脅威威圧威風威風堂堂威容偉容英姿雄姿勇姿仰仰しいご大層息が詰まる大風呂敷を広げる

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精選版 日本国語大辞典 「尊厳」の意味・読み・例文・類語

そん‐げん【尊厳】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 形動 ) 尊くおごそかなこと、重々しくいかめしいこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「吾が君彦火々出見尊の粧の尊厳なるには不可比ぞ」(出典:日本書紀桃源抄(15C後))
    2. [その他の文献]〔荀子‐致士〕
  3. ( ━する ) =そんけい(尊敬)
    1. [初出の実例]「天下の者が天子を尊厳するよ」(出典:古活字本毛詩抄(17C前)一八)

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普及版 字通 「尊厳」の読み・字形・画数・意味

【尊厳】そんげん

尊く厳か。〔子、致士〕師に四り。而しては焉(こ)れに與(あづか)らず。嚴にして憚らるる、以て師と爲るべし。~を知りて論ず、以て師と爲るべし。

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