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気功 きこう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

気功
きこう

中国古来の健康法。「気」という言葉は晋代の文献に既に見られるが,従来は「導引」「吐納」「行気」などと称されることが多かった。 1950年代,中国の劉貴珍 (1920~83年) が気功療養院を設立し専門書を著わしたことなどから,「気功」という名称が広まり定着した。「気」の解釈には各種あるが,人間の呼吸する空気の気であり,また人体の生命活動エネルギー (内気) でもある。この内気を重視し,その力を高めてそれを利用するのが気功の特徴といえる。中国古典の『老子』『荘子』などに気功に関する記述がある。数多くの分派があるが,道家,儒家,仏家の3系統に大別できる。また,目的によって分けると,格闘技の鍛練法としての「硬気功 (武術気功) 」と,病気治療や健康維持のための「軟気功 (医療気功,保健気功) 」とになる。現在,気功には次の3要素があると認められている。 (1) 全身をリラックスし,ある特定の姿勢を保持する。 (2) 気の鍛練──呼吸の鍛練と内気の鍛練。 (3) 身体のある部位に精神を集中し,いわゆる無念無想状態を誘発する。

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百科事典マイペディアの解説

気功【きこう】

中国の伝統体育療法の一つ。気功という言葉自体は新しく,一般に定着したのは南京中医学院主編《中医学概論》(1958年―1959年)の出版以降である。それ以前は中国最古の医書《黄帝内経(こうていだいけい)》にある〈導引吐納(どういんとのう)〉の流れをくむ技術として,〈五禽戯(ごきんぎ)〉,〈内功(ないこう)〉など各種の名称で呼ばれていた。
→関連項目太極拳代替療法

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大辞林 第三版の解説

きこう【気功】

中国古来の健康法の一。深呼吸と体操とによって体内の気と血のめぐりをよくし、病気の予防と治療とをはかる。チーコン。

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