水半球(すいはんきゅう)(読み)すいはんきゅう

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

水半球(すいはんきゅう)
すいはんきゅう

地球表面を水陸分布によって二分した場合、海洋面積ができるだけ広く含まれるようにとった半球陸半球に対する語。その中心はニュージーランド南東の南緯48度、西経179度30分の地点である。この中にある海洋の面積は海洋総面積の64%であるが、陸地と海洋の比は1対9である。この水半球に含まれる陸地はオーストラリア南極大陸、ニューギニア、インドネシア大部分、およびフィリピン、南アメリカ南部および太平洋島々である。

[市川正巳]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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