水圧機(読み)スイアツキ

世界大百科事典 第2版の解説

すいあつき【水圧機】

油や水を媒介として小さい力を大きい力に拡大させる機械。閉容器内の液体の一部に圧力を加えると,同じ大きさの圧力が液体のすべての部分へ伝達されるというパスカル原理を応用したものである。図に示すような断面積がそれぞれSA,SB(ただしSASB)の二つの大小のシリンダーを管で連結したものを考える。ピストンA,Bをシリンダーにはめ,内部に水を入れてAの上からFAの力を加えると,pAFA/SAなる圧力が生じ,Bの下側からはpB(=pA)の圧力で押し上げることになる。

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大辞林 第三版の解説

すいあつき【水圧機】

水を媒介とし、小さな力から大きな力を得てプレス・切断・圧搾などを行う機器の総称。実際には油を用いることが多い。

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世界大百科事典内の水圧機の言及

【パスカルの原理】より

…流体が運動しているときは成り立たない。水圧機はこの原理を応用して,小断面積S1の流体に加えたわずかな力K1pS1(pは圧力)で,これと流体で結ばれた大断面積S2(S2S1)に大きな力K2pS2を静的に生じさせる装置である。水圧機【橋本 英典】。…

※「水圧機」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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