デジタル大辞泉 「水溶性食物繊維」の意味・読み・例文・類語 すいようせい‐しょくもつせんい〔‐シヨクモツセンヰ〕【水溶性食物繊維】 食物繊維のうち、水溶性のものの総称。水分を吸収してゲル状になる。ペクチン、アルギン酸、ポリデキストロースなどが知られ、海藻類、こんにゃく芋などに含まれる。腸内細菌の栄養分となるほか、食後の血糖値の急激な上昇を緩和するはたらきがあるとされる。→不溶性食物繊維 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典 「水溶性食物繊維」の解説 すいようせいしょくもつせんい【水溶性食物繊維】 植物の細胞内にある貯蔵物質や分泌物で、水に溶けて腸内で水分を抱き込んでゲル化する食物繊維。海藻類、野菜類、芋類、豆類などに多く含まれる。余分な栄養の吸収を妨害し、便として排泄する働きをもつほか、満腹感を促進して肥満予防、腸内活動の活発化、便秘・痔の疾患の予防、糖尿病・動脈硬化・高血圧などの生活習慣病予防などに効果があるとされる。 出典 講談社漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典について 情報