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法華津峠 ほけづとうげ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

法華津峠
ほけづとうげ

愛媛県南西部,西予市宇和島市をつなぐ宇和島街道にある峠。法花津とも表記する。標高 436m。牧師西村清雄作詞,賛美歌 404番「山路越えて…」の舞台で,法華津湾から日振島などを展望するところに,歌碑が立っている。 JR予讃線と国道 56号線が峠の下を通っている。宇和海沿岸の段々畑やリアス海岸,法華津湾,宇和盆地などを望む景勝の地で足摺宇和海国立公園に属する。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔愛媛県〕法華津峠(ほけづとうげ)


愛媛県南西部、宇和島(うわじま)市と西予(せいよ)市の境にある峠。標高396mの最高地点は西予市側にある。宇和川上流域の準平原と宇和海沿岸を分け、高森(たかもり)山南西斜面を約5kmにわたって立間(たちま)川沿岸に至る坂道は「法花津(ほけづ)越え」とよばれる。国道56号(宇和島街道)・JR予讃(よさん)線は、この坂道沿いにトンネルで抜ける。峠と坂道一帯は足摺(あしずり)宇和海国立公園域に含まれ、眼下には法華津湾のリアス式海岸の眺望(ちょうぼう)がひらける。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

法華津峠
ほけつとうげ

愛媛県南部、西予(せいよ)市宇和町地区と宇和島市吉田町地区の境界にある峠。「法花津」とも記し、「ほけづ」ともいう。標高412メートル。東西に走る法華津山脈の鞍部(あんぶ)にある。宇和島街道(国道56号)が峠を越えていたが、現在は峠下のトンネルを国道56号とJR予讃(よさん)線が通過している。峠の南斜面は仏像(ぶつぞう)構造線の断層崖(がい)で、中生代四万十(しまんと)層群の砂岩、頁(けつ)岩からなり、北側は秩父中・古生層の砂岩、粘板岩からなる。峠には展望台があり、そこからは宇和海のリアス式海岸が一望でき、足摺(あしずり)宇和海国立公園の一部となっている。また、賛美歌404番からとられた「山路越えて」の詩碑が立つ。[深石一夫]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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