デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「津村紀三子」の解説 津村紀三子 つむら-きみこ 1902-1974 大正-昭和時代の能楽師シテ方。明治35年8月16日生まれ。観世華雪に師事。当時女性の演能はゆるされなかったが,大正10年朝鮮京城で「羽衣(はごろも)」「菊慈童」などを演じた。昭和13年観世流シテ方の女性師範第1号となる。16年観世流師範大内正美と結婚。昭和49年4月12日死去。71歳。東京出身。本名はしげ。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例