デジタル大辞泉
「桂浜」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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かつら‐はま【桂浜】
- 高知市南部の海岸。浦戸湾の門戸にあたる龍頭(りゅうず)岬の西側にあり、五色の珪石砂のひろがる景勝地。月の名所。色の浜。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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桂浜
かつらはま
[現在地名]高知市浦戸
浦戸湾口に西から半島状に突出した地の先端部にある砂浜海岸。ほぼ東端に上竜頭崎があり、浜は弧を描いて西端の下竜頭崎に至る。下竜頭崎には大海津見神を祀る竜宮がある。
古くから観月の名所として知られていたようで、「土佐国白湾往来」(皆山集)は「嘉列浜望月の名所也」と文禄三年(一五九四)の文書にあると記す。また「土陽誌」の付録には弘法大師の歌として「旅の宿ニ浦戸をあけて詠むれハ月のミまセもかつら浜哉」を記す。国文学者で美文家として知られた大町桂月は、別号を桂浜月下漁郎と称するように桂浜の月の景色を愛し、「見よや見よみな月のみの桂浜海のおもより出づる月かげ」と歌い、現在、歌碑が建てられている。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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桂浜
かつらはま
高知県中部,高知市南部の浦戸湾口の海岸。坂本龍馬の銅像のある東の竜頭岬から,展望台と竜宮 (神社) のある西の竜王岬までの弓形をなす浜で,五色の砂と呼ばれる礫浜と松林が美しい箱庭的景勝地。特に月の名所として知られる。背後の丘上は長宗我部元親の浦戸城跡で,国民宿舎などがあり,浜には水族館がある。 1972年対岸の種崎との間に浦戸大橋がかけられた。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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桂浜【かつらはま】
高知県高知市,浦戸湾口の上竜頭(かみりゅうず)岬と下竜頭岬の間の砂浜。松林を背に五色石と呼ばれるケイ砂の浜が続き,古来の観月の名所。大町桂月が桂浜月下漁郎と号したことが知られる。桂浜道路が通じ,水族館,国民宿舎,展望台,坂本竜馬の銅像などがある。
→関連項目浦戸湾|高知[市]
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
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桂浜
かつらはま
高知市の浦戸湾口にある海岸。竜王岬と竜頭(りゅうず)岬の間に砂浜が広がる景勝の地で、月の名所としても知られ、市立都市公園に指定されている。背後の台地には坂本龍馬(りょうま)の銅像をはじめ、大町桂月(けいげつ)記念碑や吉井勇の歌碑などがある。国民宿舎のある台地頂上付近は長宗我部元親(ちょうそがべもとちか)が戦国末期に築城した浦戸城跡でもある。1972年(昭和47)浦戸湾北岸の種崎(たねざき)との間に浦戸大橋が架橋され、浦戸湾周回が可能になった。
[正木久仁]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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桂浜
広島県呉市倉橋町、倉橋島中南部にある静かな湾に面した砂浜の海岸。万葉集の歌にも詠まれた古くからの景勝地で、白砂青松で知られる。付近には桂浜神社がある。
出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報
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出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報
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