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消しゴム ケシゴム

デジタル大辞泉の解説

けし‐ゴム【消しゴム】

紙に鉛筆などで書いた字や絵を、こすって消すのに用いるもの。ゴム・プラスチックなどでできている。ゴム消し
[補説]書名別項。→消しゴム

けしゴム【消しゴム】[書名]

《原題、〈フランス〉Les Gommesロブ=グリエの処女小説。1953年刊。1954年にフェネオン賞受賞。

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百科事典マイペディアの解説

消しゴム【けしゴム】

文房具の一種。鉛筆書きを消すのに使用するゴム。天然ゴムに塩化硫黄と植物油を混ぜた白サブスティテュートのほか硫黄,リトポン,沈降性炭酸カルシウム,鉱物油などを混ぜて製造。また植物油と塩化硫黄を主原料とした油性消しゴム,金剛砂,ガラス粉などを配合した堅めのもの,塩化ビニル樹脂を成分とし,鉛筆のカーボンを吸着するプラスチック消しゴムなどもある。

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世界大百科事典 第2版の解説

けしゴム【消しゴム】

ラバー消しゴムとプラスチック消しゴムに大別される。メキシコを起源とするゴムが新大陸発見によりヨーロッパに伝えられ〈カウチュクcaouthouc〉と呼ばれていたころ,羊皮や紙についた木炭や鉛筆の跡を消すのには軟らかいパンが用いられていた。1770年イギリスの化学者J.プリーストリーがカウチュクに字を消すrub‐out性能があることを発見し,ラバーrubberと命名した。当時ゴムはたいへん高価で,硬化し紙を削る欠点があり,1839年出版のビギエConstant Viguierの細密画の画法指針ではこの点を警告している。

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大辞林 第三版の解説

けしゴム【消しゴム】

鉛筆などで書いたあとをこすって消すもの。ゴム・プラスチックなどで作る。ゴム消し。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

消しゴム
けしごむ

字消しのことで、鉛筆などで書いたものを消す用具。かつてはすべてゴムを原料としていたところから「消しゴム」「ゴム消し」などとよばれているが、現在鉛筆用消しゴムでは、塩化ビニル樹脂を原料としてつくられたプラスチック消しゴムが主流となっている。種類は、用途別に(1)鉛筆用(品質により普通品と高級品とがあり、香料を入れた香り付きのものもある)、(2)インキ用(ボールペンインキや印刷インキなどを消すのに用いる)、(3)両用(鉛筆用とインキ用が半分ずつ接合しているタイプ)、(4)タイプライター用があり、そのほか形態では、繰り出し式のものや鉛筆型(木軸と紙巻きタイプ)などがある。
 イギリスの化学者ブリーストリーが1772年にゴムの消字性を提唱して以来、フランスをはじめヨーロッパ全土で使用され始めた。日本では1886年(明治19)に、東京・本所の土谷(つちや)ゴム製造でつくられたのが最初だが、大正初期まではおもに品質のよい外来品に依存していた。昭和初期には品質も向上し、現在では欧米に輸出するまでになっている。なお、プラスチック消しゴムは1952年(昭和27)に特許出願されたが、普及したのは品質の改良が進んだ65年以降のことである。[野沢松男]

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