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消費者保護

世界大百科事典 第2版の解説

しょうひしゃほご【消費者保護】

広い意味では,自由な市場取引においては侵害されやすい消費者の利益を守ることを目的として発動される公権力の機能を指す。その例は,古くギリシア・ローマの都市国家時代から見いだすことができるが,近代資本主義の発展とくに20世紀になって,高度の科学技術を用いた消費財の大量生産や,専門的なサービスの提供が広く行われるようになったことから,ますます深刻な消費者問題が発生し,消費者運動の要求も強まりつつあることから,消費者保護は現代国家の重要な課題の一つとなっている。

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世界大百科事典内の消費者保護の言及

【契約】より

…そこで,このような契約内容を公平で合理的なものにするため,いわゆる付合契約ないし普通契約約款の規制が現在の契約の大きな問題となってくる。さらにこれと関連して,大企業と消費者との間の経済的情報上の格差を縮めて対等な取引主体の立場に立たせるための,消費者保護と呼ばれる法技術が発達する。こうして現在の契約においては,契約自由の原則がそのまま妥当する領域は少なくなってきている。…

※「消費者保護」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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