AがBから不動産を購入したものの、代金を支払わずにこれを借金とする場合がある。このように、消費貸借によらずに金銭その他の物を給付する義務を負っている者が、相手方との契約によりその物をもって消費貸借の目的とすることを約したときは、消費貸借が成立したものとみなされる(民法588条)。これを準消費貸借という。すなわち、準消費貸借は、既存の債務を消滅させ、既存債務につき消費貸借と同一の効力を生じさせることを目的とする契約である。既存の債務の消滅は、準消費貸借契約が有効に成立したことを前提とするので、新債務が無効または取り消された場合には、既存の債務は消滅しなかったこととなる。さらに、準消費貸借は、既存の債務の存在を前提とするので、旧債務が無効であれば新債務も成立せず、また取り消された場合には、新債務は遡及(そきゅう)的に効力を失うこととなる。
[竹内俊雄]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...
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