キク科の越年草。道端などに生え、高さ20~30センチ。全体に白い毛がある。葉は先が丸みを帯びたへら状で、互生。4~6月、黄色い小花を多数つける。若い苗は食用。春の七草の一で、御形(ごぎょう)とよばれる。こうじばな。ほうこぐさ。《季 春》「百歩にて返す散歩や―/秋桜子」
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
TBS系列放映による日本の昼帯ドラマ。花王愛の劇場。1979年3~5月放映(全50回)。出演:長内美那子、香野百合子、中野誠也ほか。
出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報
学名:Gnaphalium affine
植物。キク科の越年草,薬用植物
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報
〘名〙 (「はわこぐさ」の時代も) キク科の越年草。東アジアの温帯から熱帯に広く分布し、田畑・路傍にふつうにみられる。高さ一〇~四〇センチメートル。全体に白い綿毛を密布する。葉は線状へら形で縁はやや波状、基部は茎を抱く。春から夏にかけ、茎端に黄色の小さな頭花が球状に多数集まって咲く。果実には黄白色の冠毛がある。春の七草の一つで、ゴギョウ(オギョウ)といい、若い茎・葉は食べられる。葉は餠に入れて草餠をつくり、またせき止め薬にもなる。漢名、鼠麹草。ほうこぐさ。こうじばな。《季・春》
※文徳実録‐嘉祥三年(850)五月壬午「田野有レ草。俗名二母子草一。二月始生」
〘名〙
※虎明本狂言・若菜(室町末‐近世初)「はうこぐさをさかなに、いざや酒のまふよ」
※俳諧・鷹筑波(1638)四「野原出てやむつきの末にはふこ草〈長元〉」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報