ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「無原罪の御やどり」の意味・わかりやすい解説
無原罪の御やどり
むげんざいのおんやどり
conceptio immaculata
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
聖母マリアはキリストの母となるため天から降り、母アンナの胎内に宿った瞬間から原罪を免れていた純潔な存在であるというカトリックの教義。12月8日の祝祭は7世紀ごろに東方で行われ、10世紀には西方にも広まった。13世紀にはドゥンス・スコトゥスやフランシスコ会によって支持され、さらにイエズス会によって世界各地に伝えられたが、1854年、教皇ピウス9世の特別の勅書によって第一級祝祭として公認され、無原罪受胎が正式の教義として定められた。この美術的表現が、マンドルラ(アーモンド形の光背)のなかに白衣と青いマントを着て半月か蛇の上に立つ美少女の姿として定着したのは、17世紀のスペインにおいてである。
[藤田富雄]
年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新
10/1 共同通信ニュース用語解説を追加
9/20 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新