デジタル大辞泉 「然し乍ら」の意味・読み・例文・類語 しかし‐ながら【▽然し×乍ら/▽併し×乍ら】 [接]「しかし」のやや改まった、言い方。「彼は金持ちだ。―実に質素だ」[副]1 そのまま。そっくり。すべて。「精進にて書きたる経は、―竜宮に納まりぬ」〈今昔・一四・二九〉2 結局。要するに。「人のために恨みをのこすは、―我が身のためにてこそありけれ」〈宇治拾遺・一一〉[類語]けれども・だが・ところが・しかし・が・けれど・それでも・でも・然るに・だけど・だけれども・だって・されど・然れども・もっとも・さりとて・それなのに・そのくせ・言い条・かと言って・とは言え・とは言うものの・にもかかわらず 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例