然るに(読み)シカルニ

デジタル大辞泉 「然るに」の意味・読み・例文・類語

しかる‐に【然るに】

[接]
それにもかかわらず。それなのに。「汚職に関係した政治家は、立候補などすべきでない。然るにみそぎが済んだとは何事か」
話の冒頭に用いる語。さて。ところで。
「―平家栄華を極めしその始め」〈謡・生田敦盛
[類語]けれどもだがところがしかしけれどそれでもでもしかしながらだけどだけれどもだってされど然れどももっともさりとてそれなのにそのくせ言い条かと言ってとは言えとは言うもののにもかかわらず

さる‐に【然るに】

[接]
そうこうしていると。すると。
「―、十二月しはすばかりに、とみのこととて御文ふみあり」〈伊勢・八四〉
しかるに。ところが。
「土石草木も霊なきはあらずと聞く。―玉川の流れには毒あり」〈読・雨月仏法僧

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