デジタル大辞泉 「然るに」の意味・読み・例文・類語 しかる‐に【▽然るに】 [接]1 それにもかかわらず。それなのに。「汚職に関係した政治家は、立候補などすべきでない。然るにみそぎが済んだとは何事か」2 話の冒頭に用いる語。さて。ところで。「―平家の栄華を極めしその始め」〈謡・生田敦盛〉[類語]けれども・だが・ところが・しかし・が・けれど・それでも・でも・しかしながら・だけど・だけれども・だって・されど・然れども・もっとも・さりとて・それなのに・そのくせ・言い条・かと言って・とは言え・とは言うものの・にもかかわらず さる‐に【▽然るに】 [接]1 そうこうしていると。すると。「―、十二月しはすばかりに、とみのこととて御文ふみあり」〈伊勢・八四〉2 しかるに。ところが。「土石草木も霊なきはあらずと聞く。―玉川の流れには毒あり」〈読・雨月・仏法僧〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by