ところが(読み)トコロガ

デジタル大辞泉「ところが」の解説

ところが[接助]

[接助]《形式名詞「ところ」+格助詞「が」から》過去の助動詞「た」の終止形に付く。
前述の事柄を受けて、それがきっかけとなってある事実を確認したりある事態が生じたりする意を表す。…てみると。ところ。「友人を訪ねたところが、うまい具合に在宅だった」
「狸の囃子(はやし)があると咄(はなし)をしだした―、女連も茶屋の婆さんもずいぶん請けやしたが」〈滑・八笑人・五〉
逆接の仮定条件を表す。多く、前述の事柄を受けて好ましくない結果を予想するときに用いる。…としても。ところで。「頼んだところが色よい返事は期待できない」
「七円五十銭の家賃の主人なんざあ、主人にした―見事な主人じゃない」〈漱石のそら音〉
[補説]「ところが」は近世後期以降用いられた。2は現代語では「ところで」を用いるのが普通。

ところが[接]

[接]《接続助詞「ところが」から》前の事柄から予想されるものと相反する内容を導く。そうであるのに。しかるに。「評判はあまりよくなかったんだ。ところが見ると聞くとでは大違いだったよ」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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