熱帯鳥(読み)ネッタイチョウ

デジタル大辞泉 「熱帯鳥」の意味・読み・例文・類語

ねったい‐ちょう〔‐テウ〕【熱帯鳥】

ネッタイチョウ目ネッタイチョウ科の鳥の総称全体白色海鳥で、尾羽中央2枚が著しく長く、全長80~100センチのうち半分近くを占める。熱帯海域に3種が分布アカオネッタイチョウは尾とくちばしが赤く、北硫黄島南硫黄島などで繁殖

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精選版 日本国語大辞典 「熱帯鳥」の意味・読み・例文・類語

ねったい‐ちょう‥テウ【熱帯鳥】

  1. 〘 名詞 〙 ネッタイチョウ科に属する三種の鳥の総称。ハトよりやや大きく、尾羽の中央の二枚が細長く伸び五〇センチメートルくらいになる。あしはきわめて短く、水かきをもつ。おもに熱帯地方外洋にすみ、上空から海中に飛び込んで魚やイカを捕食する。世界中の熱帯海域に分布し、離島で繁殖する。日本ではアカオネッタイチョウが硫黄列島などで繁殖する。

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百科事典マイペディア 「熱帯鳥」の意味・わかりやすい解説

ネッタイチョウ(熱帯鳥)【ネッタイチョウ】

ネッタイチョウ科の鳥の総称。3種ある。尾羽が細長く,大きさは一般にハトくらい。熱帯海域に分布。海上を飛びながら,餌を探し,急降下して魚を捕らえる。日本ではアカオネッタイチョウ(翼長32cm)が硫黄列島,南鳥島で繁殖し,シラオネッタイチョウ(翼長27cm)が小笠原群島,硫黄列島などにまれに渡来する。アカオネッタイチョウは絶滅危惧IB類(環境省第4次レッドリスト)。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「熱帯鳥」の解説

熱帯鳥 (ネッタイチョウ)

動物。ネッタイチョウ科に属する海鳥の総称

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