phosphorescence
ルミネッセンスの一種。ある種の物質が光を照射されたときに発する固有の光のことで,熱せられて発する光や反射光とは異なる。以前は光ルミネッセンスのうち,ゆっくり減衰していく光を呼んだが,光の再放射機構の違いで使い分けるほうがよく,りん光の場合,外部から光の刺激を受けると励起分子が一時準安定状態に捕らえられているものをいう。したがって,りん光においては残光がかなり続く。ごく微量の不純物が存在する際によくみられる現象で,純粋のときはりん光を生じない。例えば硫化バリウムは,微量のMnやPbを含むときにりん光を発する。
執筆者:青木 義和
参照項目:ルミネッセンス
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
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