

辟なり。犬に從ひ、亦の省聲なり」とするが、金文の字は火に従う。金文に「不恭を
狄(ひつてき)す」「淮夷を克狄(こくてき)す」などの語があり、逖遠の地に退けることをいう。狄に狄遠の意があるとすべきである。
立〕狄 エビス
に作る。金文には、狄をそのまま逖遠の字に用いる。
thyek、
・
the
k、また超thi
、迢dy
は声義近く、みな遠くはるかな意がある。遙(遥)ji
もこの系統の語。狄はまた
dy
kに仮借して用いることがある。
▶・狄狄▶・狄俘▶・狄酪▶・狄隷▶
狄・闕狄・胡狄・戎狄・赤狄・北狄・揄狄出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…中国,古代,漢民族が北方の異民族を総称した語。狄翟(てきてき)ともいう。春秋時代,今の陝西省渭水流域から山西省南部に遊牧し,晋,邢,衛,鄭などの国と争った。…
※「狄」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...