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猛し タケシ

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デジタル大辞泉の解説

たけ・し【猛し】

[形ク]
強く勇ましい。勇敢で屈することがない。
「大倭国(おほやまとのくに)に、吾二人に益(まさ)りて―・き男(を)は坐しけり」〈・中〉
勢いが盛んである。
「かの宮にもさこそ―・うのたまひしが」〈・真木柱〉
気が強い。気丈夫である。
「人は―・く思ふらむかし、そら寝して知らぬ顔なるさまよ」〈・一二五〉
まさっている。すぐれている。
「わが宿世はいと―・くぞ覚え給ひける」〈・若菜上〉
安心していられる。
「いとかばかりの御宿世なれば、誰も―・う心安くおぼされたり」〈栄花・楚王の夢〉
(「たけきこと」の形で)精いっぱいである。
「面影添ひて忘れがたきに、―・き事とは」〈・明石〉

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大辞林 第三版の解説

たけし【猛し】

( 形ク )
勇猛である。勇ましい。 「鶏が鳴く東男は出で向かひ顧みせずて勇みたる-・き軍士いくさと/万葉集 4331
勢いが盛んである。激しい。 「 - ・き者も遂にはほろびぬ/平家 1」 「 - ・き河のみなぎり流るるが如し/徒然 155
心強い。気丈夫だ。 「誰も-・う心安くおぼされたり/栄花 楚王の夢
すぐれている。立派だ。 「逃げかくれ給ふとも、何の-・きことかあらむ/源氏 玉鬘
(「たけき事」の形で)精一杯である。できる事のすべてである。関の山だ。 「いとど音をのみ-・き事にて物し給ふ/源氏 蓬生

出典|三省堂
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