生命をどのような存在とみなすかについての理論的、体系的な考察をいう。古代ギリシアにおいては、デモクリトスらの原子論者が機械論的な生命論を展開し、生命は無機的な原子が偶然に結合することによって生じたものとした。それに対してアリストテレスは、事物はそのものの本性を実現する目的論的過程にあり、たとえば植物の場合は、種子が発芽し、成長開花するのが、それにあたるとした。その過程は機械論的な原理によって生ずるのではなく、目的因によって方向づけられているものとされた。古代・中世を通じてアリストテレスの見解がヨーロッパでは支配的であった。
近代科学が誕生すると、機械論的自然観が支配的になり、生命は機械的過程に還元できるとする考えが有力になった。しかし、生物には無機物とは違った原理が存在するという見解も繰り返し主張され、機械論と目的論の関係をどう考えるかは重大な問題となり、それと関連して生気論や全体論とよばれる見解も主張された。しかし今日では、多くの科学者は機械論的な見解を支持している。生命観ということばを生命論の意味で使うこともある。
[横山輝雄]
『スミス著、八杉龍一訳『生命観の歴史』上下(1981・岩波書店)』
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