生煮え(読み)ナマニエ

デジタル大辞泉 「生煮え」の意味・読み・例文・類語

なま‐にえ【生煮え】

[名・形動]
十分煮えていないこと。また、そのもの。半煮え。「生煮えな(の)ジャガイモ
未熟なこと。また、そのさま。「生煮えな(の)知識をふりまわす」
どちらともはっきりせず、煮えきらないこと。また、そのさま。「生煮えな(の)返事」「対応が生煮えだ」
十分な議論検討のされていないこと。「生煮え法案を提出する」→煮詰まる
[類語]なまじなまじっかなまなかなまじい生ぬるい手ぬるいおざなりなおざり微温的生半可いい加減適当ぞんざい投げ遣りちゃらんぽらん行きあたりばったり不十分不完全不徹底不行き届き半端中途半端宙ぶらりん適当

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android