デジタル大辞泉 「半端」の意味・読み・例文・類語 はん‐ぱ【半端】 [名・形動]1 あるまとまった量・数がそろっていないこと。また、そのさまや、そのもの。「半端が出る」「半端な布」2 どっちつかずであること。また、そのさま。「半端な気持ち」「中途半端」3 気のきかないこと。また、そのさま。「半端者」[類語](1)余り・残り・残余・残部・残物・余剰・剰余・余分・余計・余裕・端数・おこぼれ・端はした・残ざん/(2)不備・不正確・不十分・不完全・不徹底・不行き届き・中途半端・なまはんか・宙ぶらりん・なまじ・なまじっか・なまなか・なまじい・生煮え・生ぬるい・手ぬるい・おざなり・なおざり・微温的・生半可・いい加減・適当・ぞんざい・投げ遣り・ちゃらんぽらん・行きあたりばったり 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「半端」の意味・読み・例文・類語 はん‐ぱ【半端】 〘 名詞 〙 ( 形動 )① あるまとまった数や量がそろっていないこと。完全な状態でないこと。また、そのものやそのさま。はした。はんぱもの。[初出の実例]「半端 ハンバ」(出典:文明本節用集(室町中))② どちらともつかず徹底しないこと。また、そのことやそのさま。中途はんぱ。[初出の実例]「もうそんな半ぱな心持ではゐられない」(出典:クローディアスの日記(1912)〈志賀直哉〉)③ 一人前でないこと。また、気がきかないこと。また、その人やさま。まぬけ。はんぱもの。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by