デジタル大辞泉 「宙ぶらりん」の意味・読み・例文・類語 ちゅう‐ぶらりん〔チウ‐|チユウ‐〕【宙ぶらりん/中ぶらりん】 [名・形動]1 空中にぶらさがっていること。また、そのさま。「台風で電線が―になる」2 どっちつかずで中途半端であること。また、そのさま。「―な(の)立場」「計画が―になる」[類語](1)だらり・ぶらり・ぶらぶら/(2)半端・中途半端・生半可・なまじ・なまじっか・なまなか・なまじい・生煮え・生ぬるい・手ぬるい・おざなり・なおざり・微温的・いい加減・適当・ぞんざい・投げ遣り・ちゃらんぽらん・行きあたりばったり・不十分・不完全・不徹底・不行き届き 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「宙ぶらりん」の意味・読み・例文・類語 ちゅう‐ぶらりんチウ‥【宙ぶらりん・中チュウぶらりん】 〘 名詞 〙 ( 形動 )① =ちゅうぶらり(宙━)①[初出の実例]「尚ほ好い加減の所へ宙(チウ)ぶらりんをしてゐると、地球が追々回転して、アメリカが見えるかも知れない」(出典:続いたづら小僧日記(1909)〈佐々木邦訳〉)② =ちゅうぶらり(宙━)②[初出の実例]「ころびとは中ぶらりんのばいた也」(出典:雑俳・柳多留‐一九(1784)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例