微温的(読み)ビオンテキ

デジタル大辞泉 「微温的」の意味・読み・例文・類語

びおん‐てき〔ビヲン‐〕【微温的】

[形動]徹底しないさま。てぬるいさま。「微温的態度」「微温的改革
[類語]なまじなまじっかなまなかなまじい生煮え生ぬるい手ぬるいおざなりなおざり生半可いい加減適当ぞんざい投げ遣りちゃらんぽらん行きあたりばったり不十分不完全不徹底不行き届き半端中途半端宙ぶらりん

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精選版 日本国語大辞典 「微温的」の意味・読み・例文・類語

びおん‐てきビヲン‥【微温的】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 物事中途はんぱなさま。手ぬるいさま。
    1. [初出の実例]「素より吾人はこんな微温的なもので満足する者ではない」(出典:女工哀史(1925)〈細井和喜蔵〉一八)

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