デジタル大辞泉 「憖」の意味・読み・例文・類語
なまじ【×憖】


1 無理にしようとするさま。しなければよかったのに、という気持ちで用いる。なまじっか。「
2 中途半端なさま。なまじっか。「
[類語]なまじっか・なまなか・なまじい・生煮え・生ぬるい・手ぬるい・おざなり・なおざり・微温的・生半可・いい加減・適当・ぞんざい・投げ遣り・ちゃらんぽらん・行きあたりばったり・不十分・不完全・不徹底・不行き届き・半端・中途半端・宙ぶらりん
語源は、副詞「なま(生)」に動詞「しいる(強)」の連用形が付いたものといわれる。多く「なまじひ(なまじい)に」の形で用いられ、まれに「なまじひなる」「なまじひの」も見られる。のちに「に」が脱落して、[ 二 ]に挙例の「浄・大経師昔暦‐中」のように「なまじい(ひ)」、さらに「なまじ」また「なまじか」「なまじっか」となる。中途半端、いい加減の意で「なまなか」と類義関係をもつ。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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