デジタル大辞泉 「ぞんざい」の意味・読み・例文・類語 ぞん‐ざい [形動][文][ナリ]1 いいかげんに物事をするさま。投げやり。粗略。「仕事をぞんざいにする」2 言動が乱暴で礼を失しているさま。不作法。「ぞんざいな口のきき方」「ぞんざいに積荷を扱う」[類語]いい加減・適当・生半可・投げ遣り・でたらめ・ちゃらんぽらん・行きあたりばったり・無責任・乱暴・安易・甘い・手ぬるい・生ぬるい・甘っちょろい・手軽てがる・楽・安直・杜撰ずさん・放漫・漫然・閑却・等閑とうかん・なおざり・お座なり・おろそか・ゆるがせ・粗末・易きに付く・人任せ・天道任せ・運任せ・風任せ・成り行き任せ・無計画・出たとこ勝負・ぶっつけ本番・手当たり次第・片っ端から・劣悪・劣等・お粗末・粗悪・低劣・不出来・貧弱・不良・出来損ない・ちゃち・役立たず・雑・粗雑・粗略・粗野・いけぞんざい・雑駁ざっぱく・粗笨そほん・なまじ・なまじっか・なまなか・なまじい・生煮え・微温的・不十分・不完全・不徹底・不行き届き・半端・中途半端・宙ぶらりん 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「ぞんざい」の意味・読み・例文・類語 ぞん‐ざい 〘 名詞 〙 ( 形動 )① 物事をいいかげんにすること。投げやりにすること。粗略にすること。また、そのさま。[初出の実例]「かやうのたぐひの女、身をぞんざいに持なし」(出典:浮世草子・好色一代女(1686)五)「借り物だらうが何だらうがお構ひなしにぞんざいな真似をするんだから」(出典:異端者の悲しみ(1917)〈谷崎潤一郎〉一)② ( ━する ) 乱暴をはたらくこと。また、無礼であることやそのさま。〔志不可起(1727)〕[初出の実例]「ぞんざい成小丁稚(でっち)め、傍輩をなぜ投げた」(出典:浄瑠璃・心中宵庚申(1722)上) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by