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盗犯等防止法 とうはんとうぼうしほう

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世界大百科事典 第2版の解説

とうはんとうぼうしほう【盗犯等防止法】

盗犯等ノ防止及処分ニ関スル法律〉(1930公布)の略称。盗犯防止法ともいう。昭和初年ころ,東京周辺に出没したいわゆる〈説教強盗〉などに対処するために,制定された法律である。全4条から成り立っているが,その主眼は,第1に,窃盗罪,強盗罪の一定の態様のものに対する正当防衛の成立範囲を広げること,第2に,常習・累犯者に対する刑を加重することの2点にある。 1条は,正当防衛の特例を規定している。すなわち,(1)盗犯を防止しようとするとき,または盗品を取り戻そうとするとき,(2)凶器を持ったり門やへいを乗り越えたりあるいは鍵をこわしたりして,人の住居などに侵入する者を防止しようとするとき,(3)ゆえなく人の住居などに侵入した者,または要求を受けても人の住居などから退去しない者を排斥しようとするとき,という三つの場合において,自己または他人の生命,身体,貞操に対する現在の危険を排除するために犯人を殺傷したときは,正当防衛になるとしている。

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