目線(読み)めせん

精選版 日本国語大辞典 「目線」の意味・読み・例文・類語

め‐せん【目線】

〘名〙
映画演劇などで、演技者が目を向ける方向。〔現代楽屋ことば(1978)〕
② 転じて、一般に視線をいう。
※なにわへこ(1969)〈邦光史郎流通革命「目線(メセン)を上げてちらりと盗み見ると、荷造り係りの鳥沢であった」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「目線」の意味・読み・例文・類語

め‐せん【目線】

《映画・演劇などで用いる語から》視線のこと。「目線が合う」「目線をそらす」「カメラ目線
その立場における、ものの考え方やとらえ方。「消費者目線から情報を発信する」「国民目線」「子供目線」「上から目線
写真の中の人物を特定しにくくするために、目の部分を覆い隠すように加工した、帯状の線やぼかし。
[類語](1視線2観点視点視座見地次元着眼点目の付け所

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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