相好を崩す(読み)ソウゴウヲクズス

デジタル大辞泉 「相好を崩す」の意味・読み・例文・類語

相好そうごうくず・す

にこやかな表情になる。顔をほころばせる。「孫の顔を見て―・す」
[類語]笑う笑む微笑むにこつく目を細める笑い飛ばす笑い崩れる笑いける笑い転げる笑いさざめく嘲笑あざわら薄笑うせせら笑う吹き出すほくそ笑むにたつくにやつく若気にやけやに下がる腹の皮をよじ腹の皮を腹を抱える御中おなかを抱えるおとがいを解く一笑に付す

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精選版 日本国語大辞典 「相好を崩す」の意味・読み・例文・類語

そうごう【相好】 を 崩(くず)

  1. 顔をほころばせて心から喜ぶさまをいう語。喜びや笑いが自然に内からこぼれ、表情に現われる様子をいう。
    1. [初出の実例]「龍ちゃんが行くと云ふと、相格(サウガウ)を崩して了って」(出典:初すがた(1900)〈小杉天外〉六)

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