若気る(読み)ニヤケル

デジタル大辞泉 「若気る」の意味・読み・例文・類語

にや・ける【若気る】

[動カ下一]《名詞「にやけ」の動詞化
男が変にめかしこんだり、色っぽいようすをしたりする。「―・けたやつ」
俗に、にやにやする。口許がゆるんで笑顔になる。「彼のことを考え、―・けてしまう」
[補説]文化庁が発表した平成23年度「国語に関する世論調査」では、「なよなよとしている」の意味で使う人が14.7パーセント、「薄笑いを浮かべている」の意味で使う人が76.5パーセントという結果が出ている。
[類語](2笑うやに下がるにたつくにやつく微笑む笑む笑い飛ばす笑い崩れる笑いける笑い転げる笑いさざめく嘲笑あざわら薄笑うせせら笑う吹き出すほくそ笑むにこつく相好を崩す腹の皮をよじ腹の皮を腹を抱える御中おなかを抱えるおとがいを解く目を細める一笑に付す

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「若気る」の意味・読み・例文・類語

にや・ける【若気】

  1. 〘 自動詞 カ行下一段活用 〙 ( 「にやけ(若気)」を動詞化した語。古くは「にゃける」か ) 男が女のように色っぽい様子や姿をする。転じて、うわついている。→にやけ
    1. [初出の実例]「きる物のえやうを好みなまにやけたるなりをし」(出典:古文真宝前集抄(1642)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む