デジタル大辞泉 「若気る」の意味・読み・例文・類語 にや・ける【▽若気る】 [動カ下一]《名詞「にやけ」の動詞化》1 男が変にめかしこんだり、色っぽいようすをしたりする。「―・けたやつ」2 俗に、にやにやする。口許がゆるんで笑顔になる。「彼のことを考え、―・けてしまう」[補説]文化庁が発表した平成23年度「国語に関する世論調査」では、「なよなよとしている」の意味で使う人が14.7パーセント、「薄笑いを浮かべている」の意味で使う人が76.5パーセントという結果が出ている。[類語](2)笑う・脂やに下がる・にたつく・にやつく・微笑む・笑む・笑い飛ばす・笑い崩れる・笑い転こける・笑い転げる・笑いさざめく・嘲笑あざわらう・薄笑う・せせら笑う・吹き出す・ほくそ笑む・にこつく・相好を崩す・腹の皮を捩よじる・腹の皮を縒よる・腹を抱える・御中おなかを抱える・頤おとがいを解く・目を細める・一笑に付す 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「若気る」の意味・読み・例文・類語 にや・ける【若気】 〘 自動詞 カ行下一段活用 〙 ( 「にやけ(若気)」を動詞化した語。古くは「にゃける」か ) 男が女のように色っぽい様子や姿をする。転じて、うわついている。→にやけ。[初出の実例]「きる物のえやうを好みなまにやけたるなりをし」(出典:古文真宝前集抄(1642)一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by