相州兵乱記(読み)そうしゅうへいらんき

改訂新版 世界大百科事典 「相州兵乱記」の意味・わかりやすい解説

相州兵乱記 (そうしゅうへいらんき)

中世関東戦乱の記。《関東兵乱記》ともいう。4巻。序によれば北条氏家人先祖の記録を編したものという。鎌倉公方の歴史に始まり,1564年(永禄7)の国府台(こうのだい合戦武田氏の箕輪城攻めまでの,関東の諸兵乱の物語。北条氏の勃興史が中心であるが,史料としての利用には厳密な史料批判が必要である。《北条記》(《続群書類従》所収)の前半と内容が類似している。《群書類従》所収。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「相州兵乱記」の意味・わかりやすい解説

相州兵乱記
そうしゅうへいらんき

室町時代の関東を扱った合戦記。4巻。著者,成立年代は未詳であるが,天正8 (1580) 年以降と推定される。関東公方 (くぼう) の由来から,北条氏康父子と里見義弘との下総国府台合戦,武田晴信 (信玄) と長野業盛との上野 (こうずけ) 箕輪合戦までを記す。文中に,後北条氏代々の家人であった者が記した旨書かれている。『群書類従』所収。

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